メールシステムの切替作業では一般に、旧システムから新システムへメールデータ(メッセージなど)を移行を伴う。Google Appsでは、これを支援するためGoogle Apps Email Migration APIが提供されている。これに対応したクライアント側のライブラリがGoogleから提供されており、Java版・Python版に加えて、.NET版がある。今回はこの内、.NET版をインストールし、サンプルコードをコンパイルするまでの手順について解説する。
C#のコンパイルには一般に、Visual StudioのC#対応製品を使う。しかし、GUIを使わない簡単なコードであれば、.NET Frameworkに付属しているコンパイラで十分。今回は、.NET Frameworkに付属のコンパイラでコンパイルする手順を紹介する。
なお、このサンプルコードをC#からPowerShellに移植したものを『The Sample Code of Google Apps Email Migration API in PowerShell』で紹介している。
『その0・概要』
『その1・サンプルコードのダウンロード』
『その2・Google Data API Installer MSIのダウンロード』
『その3・Global Assembly Cache Toolのダウンロードと改造』
『その4・Google Data API Installer MSIのインストール』
『その5・PowerShell実行ポリシの変更』
『その6・Google Data APIアセンブリのGACへのインストール』
『その7・サンプルコードのコンパイル』
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