2014/09/09

CentOS 7でmozcを使う・その0・概要

RHEL 7 (Red Hat Enterprise Linux 7)やCentOS 7などの互換OSでは、標準で日本語入力にkkcを利用できる。
しかし、このkkcは、非常に使いづらい。
この代替として、mozcを導入する方法を紹介する。

Mozcは、Google 日本語入力の流れを汲む、日本語IME(Input Method Editor)。
複数のUNIX系OSをはじめ、Windowsにも対応している。


しかし、CentOS 7では、標準のRPMパッケージが提供されていない。
そのため、RHEL 7に対応した開発版OS、Fedora 19のSRPMを利用し、RPMパッケージをビルドする。

その0・Fedora 19レポジトリの準備
その1・mozcのビルド#1/2
その2・protobufのビルドとインストール
その3・zinniaおよびtomoeのビルドとインストール
その4・gypのビルド・インストール
その5・mozcのビルド#2/2とインストール
その6・Emacsの設定
その7・デスクトップの設定

なお、以下の手順は、検証時点のもの。
その後、バージョンが上がっていることが想定される。
適宜バージョン番号を読み替えて実行してほしい。

以下のページを参考にした。
RPM パッケージのビルドと作成と公開 (1)
Mozc (日本語)#Emacs で Mozc を使う

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