2014/09/07

CentOS 7とvmware-tools

RHEL 7 (Red Hat Enterprise Linux 7)互換のCentOS 7をVMware ESXi上のゲストOSとして動かす場合、vmware-toolsを別途インストールする必要が無い。

CentOS 7には、標準パッケージにvmware-tools相等のものが入っている。
それを利用すれば、OS起動後にVMwareが提供するvmware-toolsを別途インストールする必要が無い。
パッケージグループとしては、guest-agentsおよびguest-desktop-agentsをインストールすればよい。
$ yum --disablerepo=epel groups info guest-agents guest-desktop-agents
読み込んだプラグイン:fastestmirror, langpacks
Loading mirror speeds from cached hostfile

グループ: ゲストエージェント
 グループ ID: guest-agents
 説明: ハイパーバイザー配下で稼働する場合に使用するエージェントです。
 強制的なパッケージ:
   =hyperv-daemons
   =open-vm-tools
   =qemu-guest-agent

グループ: ゲストデスクトップエージェント
 グループ ID: guest-desktop-agents
 説明: 仮想化したデスクトップとして稼働する場合に使用するエージェントです。
 強制的なパッケージ:
   =open-vm-tools-desktop
    qemu-guest-agent
   =spice-vdagent
$
なお、上の実行例では、yumコマンドで非標準レポジトリであるepelを無効化するために、disablerepoオプションを使用している。

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