/var/xen/rescue.img
をDom0側からマウントしたい、という場合がある。例えば、DomUの/boot/grub/grub.conf
を書き換えたり、rootのパスワードを忘れた場合などだ。手順だが、簡単に言うと、(1)イメージファイルをループバックデバイスに割り当て、(2)これをパーティション毎にマップし、それをマウントすればOK。まずは、ループバックデバイスの空きを調査する。
# losetup -f /dev/loop3 #このループバックデバイス
/dev/loop3
に、イメージファイルを割当てる。# losetup /dev/loop3 /var/xen/rescue.img #
/dev/loop3
をパーティション毎にマップする。# ls /dev/mapper/ control VolGroup00-LogVol00 VolGroup00-LogVol01 VolGroup00-LogVol02 # kpartx -a /dev/loop3 # ls /dev/mapper/ control loop3p2 VolGroup00-LogVol00 VolGroup00-LogVol02 loop3p1 loop3p3 VolGroup00-LogVol01 #
/var/xen/rescue.img
の中のパーティションが、/dev/mapper/loog3p[1-3]
に割当てられたのが解る。通常、これがそれぞれ、/boot
、swapおよび/
になっているので、適宜マウントする。もし、LVMを使っていれば、vgscan
で再度マップし直す必要があるが、この手順については、以前述べた通り。使用後は、この逆の手順で元に戻す。マウントを解除した後、
# kpartx -d /dev/loop3 # ls /dev/mapper/ control VolGroup00-LogVol00 VolGroup00-LogVol01 VolGroup00-LogVol02 # losetup -d /dev/loop3 #とする。
なお、
kpartx
は、以下のパッケージに含まれる。# rpm -qf `which kpartx` device-mapper-multipath-0.4.5-12.2
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