『VLANとXenを組合わせて使う・その3・Xenネットワーク』で解説した通りに仮想ブリッジを構成すると、ブリッジ名が8文字を超える。Linuxにおいて、仮想ブリッジはネットワークインターフェースの一種なので、この問題が発生する。これについては、短いブリッジ名、例えばbr0900を使用することで回避可能。と軽く書いたが、実際にやってみると簡単ではなかった。
簡単でない第一の理由は、実際にはネットワークインターフェース名を8文字以下に抑えることが出来ないこと。仮想ブリッジ名やVLANインターフェース名を8文字以下に抑えても、Xenのスクリプト
/etc/xen/scripts/network-bridge
では、VLANインターフェースを含むインターフェースが、pインターフェース名
に改名される。例えば、VLANインターフェースvlan1000
は、pvlan1000
になる。結果、インターフェース名が8文字を超える。この問題は、同じエントリに追記した通り、
net-snmp-5.3.1-24以降にアップグレードすれば解決するので、
参考:
『Re: SNMP Errors in logfile with bonded NICs: subcontainer ia_addr insert #6』
『[ 1444989 ] --enable-ipv6 causes runtime errors in 5.3/5.4 on Linux 2.6』
2008/6/26追記:
CentOS公式リポジトリが更新されたので、自前でビルドする必要は無い。『net-snmp-5.3.1-24 released』参照。
作業概要は、以下の通り。
- Dom0の準備
- RPMパッケージのビルドとインストール
- IPv6の無効化
『その1・概要』
『その2・Dom0の準備』
『その3・RPMのビルドとインストール』
『その4・IPv6の無効化』
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