2008/06/25

続・snmpd: ioctl 35123 returned -1・その4・IPv6の無効化

Net-snmpのRPMをインストール・OSを再起動した後、/var/log/messagesには、以下の様なメッセージが大量に記録される。
Jun 24 20:26:11 ホスト名 snmpd[4729]: error on subcontainer '' insert (-1)
Jun 24 20:27:11 ホスト名 last message repeated 4 times
このメッセージは、IPv6を無効化すれば消すことが出来る(参考: Re: SNMP Errors in logfile with bonded NICs: subcontainer ia_addr insert #6)
# chkconfig ip6tables off
# cat > disable-ipv6
alias net-pf-10 off
alias ipv6 off[CTRL]+[D]
# restorecon /etc/modprobe.d/disable-ipv6
# cp -p /etc/hosts /etc/hosts.orig
# sed 's/^::1/#::1/' < /etc/hosts.orig > /etc/hosts
#
OSを再起動してメッセージが出なくなることを確認する。

ただし、起動時に以下の様なメッセージが出力されることがある。
Loading additional iptables modules: ip_conntrack_netbios_n[  OK  ]
FATAL: Module off not found.
CRITICAL : [ipv6_test] Kernel is not compiled with IPv6 support
これはIPv6を無効化した影響。実害はない。次のようなメッセージが/var/log/messagesに記録される。
Jun 24 21:10:14 ホスト名 snmpd[4775]: IfIndex of an interface changed. Such interfaces will appear multiple times in IF-MIB.
Jun 24 21:10:14 ホスト名 snmpd[4775]: Name of an interface changed. Such interfaces will keep its old name in IF-MIB.
これは、snmpd起動後にxendによってネットワークインターフェース名が変わってしまうため。デーモンsnmpdを再起動すれば解決する。


その1・概要
その2・Dom0の準備
その3・RPMのビルドとインストール
その4・IPv6の無効化

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