インストールディスクが対象ホストに接続されていることを確認する。
今回は、IBM BladeCenter上のブレードを対象ホストとしたため、AMM (Advanced Management Module)のRemote Control機能を使い、ローカルPC上のISOファイルをネットワーク越しにマウントした。
この辺りは、ハードウェアにより差異があるため、適宜読み替えてほしい。
続いて、対象ホストを起動する。
起動画面が表示される。
しばらくすると、メッセージが表示される。
F12キーを押下し、起動デバイスの選択を指示する。
しばらくすると、「Select Boot Device」画面が表示される。
カーソルキーで「CD ROM」を選択し、Enterキーを押下する。
ISOファイルがCD-ROMとして読まれ、「ESXi-6.0.0-20150704001-standard Boot Menu」画面が表示される。
五秒待つと、自動的に「Loading ESXi installer」画面に遷移する。
さらに待つと、自動的に画面が遷移する。
さらに待つと、「Welcome to the VMware ESXi 6.0.0 Installation」ダイアログが表示される。
Enterキーを押下し、「Continue」を選ぶ。
「End User License Agreement (EULA)」ダイアログが表示される。
EULAの内容を確認し、F11キーを押下し、「Accept and Continue」を選ぶ。
「Scanning...」が表示される。
「Select a Disk to Install or Upgrade」ダイアログが表示される。
ESXi 5.5u1がインストールされているディスクをカーソルキーで選択し、Enterキーを押下して「Continue」を選ぶ。
この場合は、内蔵(Local)ディスク(LSILOGIC Logical Volume)を選択している。
「Scanning...」が表示される。
「ESXi and VMFS Found」ダイアログが表示される。
今回は、既存VMware ESXi 5.5u1を更新するので、「Upgrade ESXi, preserve VMFS datastore」をカーソルキーで選択し、Enterキーを押下して「OK」を選ぶ。
「Scanning...」が表示される。
「Warning(s)」ダイアログが表示される。
メッセージの内容は以下の通り:
<VMFS_VERSION_WARNING: One or more VMFS-3 volumes have been detected. Use the vSphere Web Client to upgrade these volumes following the ESXi install/upgrade.>無償ライセンスでは、vSpere vCenter Serverを使えず、vSphere Web Clientも使えない。
このメッセージは一旦無視して、Enterキーを押下し、「Continue」を選ぶ。
「Confirm Upgrade」ダイアログが表示される。
新規インストール(install)ではなく更新(upgrade)であることと、更新対象のディスク(volume)が表示されていることを確認し、F11キーを押下し「Upgrade」を選ぶ。
「Upgrade to ESXi 6.0.0」ダイアログにプログレスバーが表示される。
しばらく待つ。
「Upgrade Complete」ダイアログが表示される。
Enterキーを押下し、「Reboot」を選ぶ。
「Rebooting Server」ダイアログが表示され、対象ホストが再起動される。
『その0・概要』
『その1・メンテナンスモードへの切替』
『その2・ホストの停止』
『その3・インストールディスクで起動』
『その4・ESXi 6.0の起動』
『その5・vSphere Clientの接続』
『その6・ライセンスの割り当て』
『その7・メンテナンスモードの終了』
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