RHEL 5のマニュアルを見ながら手順通りやっても、CentOSではエラーになってしまう。と書いた。この解決策として、
原因は、/etc/redhat-release。クラスタメンバ側でこれをRHEL5だ、と詐称しなければ上手く動作しないようだ。という方法を紹介した。
これはこれでいいのだが、この状態で`
yum update
'を実行するなどしてカーネルを更新すると、/boot/grub/grub.conf
のtitle行が以下の様に二行になってしまう。
default=0 timeout=5 splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz hiddenmenu title CentOS Red Hat Enterprise Linux Server (2.6.18-8.1.15.el5xen) root (hd0,0) kernel /vmlinuz-2.6.18-8.1.15.el5xen ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 console=xvc0 rhgb
この状態でマシンを再起動すると、起動時のGRUB画面で、カーネルのバージョンが表示されない、という弊害が発生する(OSは問題なく起動できる)。以下は、XenのDomUを起動したときの例:
注意深く見れば、この画面より前に
WARNING:root:Unknown image directive Redというメッセージを発見できるかもしれない。
これは、当該部分を適切に修正すれば解決できる。
default=0
timeout=5
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title CentOS (2.6.18-8.1.15.el5xen)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-8.1.15.el5xen ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 console=xvc0 rhgb
なお、この修正を施した状態でも、OS起動時に、
INIT: version 2.86 booting SELinux: initialized (dev usbfs, type usbfs), uses genfs_contexts Welcome to CentOS release 5 (Final) Red Hat Enterprise Linux Server release 5 (Tikanga) Press 'I' to enter interactive startup. Setting clock (localtime): Tue Nov 6 18:17:59 JST 2007 [ OK ] Starting udev: [ OK ]の様に、OSの名前が二行になってしまうが、これは我慢していただきたい。
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