2007/06/01

ローカルミラーレポジトリ・その5・レポジトリの利用

ローカルミラーレポジトリシリーズ第五回。ローカルミラーを使って各サーバを更新できるよう設定する。

コマンドyumやその他yum関係のユーティリティは、設定ファイル/etc/yum.confおよび、/etc/yum.repos.d/*.repoを読み込む。公開レポジトリは、/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repoの中で記述されている。これをローカルレポジトリに変更すればよい。
# cd /etc/yum.repos.d
# mv CentOS-Base.repo CentOS-Base.repo.dist
# cat CentOS-Base.repo.dist | sed 's/mirrorlist=/#mirrorlist=/
s/#baseurl=/baseurl=/
s/mirror.centos.org/centos.repository.localdomain/' > CentOS-Base.repo
#
ホスト名の部分centos.repository.localdomainは、各環境に合わせて変更する。
後は通常と同じようにyum update等を実行する。実際にローカルレポジトリへアクセスしているかどうかは、ローカルレポジトリサーバのHTTPサーバのアクセスログを見てみればよい。

ローカルミラーレポジトリ・その1・概要
ローカルミラーレポジトリ・その2・レポジトリの準備と公開
ローカルミラーレポジトリ・その3・Baseレポジトリ
ローカルミラーレポジトリ・その4・レポジトリの更新(reposync & createrepo)
ローカルミラーレポジトリ・その5・レポジトリの利用

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