2007/06/21

PXEブートできない場合のネットワークインストール

PXEインストールは、ブートCD/DVDを使わずに、ネットワーク経由でOSをインストールする方法だ。これに関して、『CentOS 5でXenを使ってみる』でちょっとだけ触れた。

PXEインストールは、当然だがPXEブートに対応したBIOS/NICを持つマシンでしか利用できない。また、PXEブートに対応していても、なぜかTFTPに失敗してPXEインストールできない場合もあるようだ(手元の富士通FMV 6350CLではPXEインストールできなかった)。そういった場合にネットワークインストールをする方法。

Fedora/Fedora Coreの場合であれば、Rescue CDを使ってインストールする。途中でインストール元を選択する画面が出るので、そこでHTTPなりFTPなりを選択する。

一方、CentOSにはRescue CDが準備されていない。CentOSの場合は、CDの一枚目だけを準備しておき、起動直後のboot:プロンプトの時点で、
boot: linux askmethod
と入力し、[Enter]キーを押す。すると、Fedora/Fedora Coreと同様、インストールプロセスが開始され、途中でインストール元を選択する画面が現れる。

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