さて、CentOS 5.0上での問題は、このブログでも指摘してきた。これらの問題が、CentOS 5.1で解決されていることを確認した。
前者は、Congaがクラスタメンバの
/etc/redhat-release
を参照してクラスタメンバ間でバージョンに差異が無いことをチェックするのだが、これが、CentOSのデフォルトのままではダメで、RHEL5だ、と詐称せねばならない、と言う問題。実際にCentOS 5.1をインストールしてLuciから詐称せずにクラスタを構成できる。後者は、クラスタメンバを再起動したり、フェンスしたりを繰り返すと、ノードの起動に時間がかかったり、シャットダウン不能になったりすると言う問題。これも、実際にCentOS 5.1上でクラスタを構成してみると、発生しないようだ。
なお、『CentOS 5.0からCentOS 5.1へアップグレードする』および『CentOS 5.0からCentOS 5.1へアップグレードする・補足』で指摘した通り、CentOS 5.0を使っていても、
yum update
していれば、CentOS 5.1相当に更新される。追記(2008/2/24):
検証を再開した。
『Red Hat Cluster: CentOS 5.1上でRHCSを使ってみる』
2 件のコメント:
Cent5.1ですが、ただいま「starting fencing...」の問題発生してます。
ノード1:kernel 2.6.18-53.1.4..el5xen
(ただしoss.oracle.comのocfs2対応カーネル)
kmod-gfs-xen 0.1.19-7.el5_1.1
kmod-gfs2-xen 1.52-1.16.el5
ノード2:kernel 2.6.18-53.1.4.el5
(ただしoss.oracle.comのocfs2対応カーネル)
kmod-gfs-xen 0.1.19-7.el5_1.1
kmod-gfs2-xen 1.52-1.16.el5
新しいkernel updateが来ているようなのでアップデートしてみますが、ひとまず似たような症状発生している人もいるということで。
timさん:
ご報告ありがとうございます。
原因はなんでしょうねぇ。Ocsf2周りで虫が湧いたのでなければ、CentOS 5.1一般に発生するってことになりますが…
そのうち検証してみます。
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