ノード構成
FQDN | IP address | Cluster | Memo |
fs1.xencluster | 192.168.55.191 | cDom0s | a cluster node Dom0 and hosts Cluster Nodes dc1 , dc2 and dc3 . |
fs2.xencluster | 192.168.55.195 | N/A | a Dom0 and hosts Luci Server bs1 |
dc1.xencluster | 192.168.55.7 | cDomUs | a cluster node DomU hosted by fs1 |
dc2.xencluster | 192.168.55.8 | cDomUs | a cluster node DomU hosted by fs1 |
dc3.xencluster | 192.168.55.9 | cDomUs | a cluster node DomU hosted by fs1 |
bs1.xencluster | 192.168.55.12 | N/A | a Luci server DomU hosted by fs2 |
クラスタ構成
- クラスタcDom0sは、ノード
fs1
一台で構成される。本来一ノードのみならクラスタを構成する必要は無いが、Luciを用いてデーモンfence_xvmdを起動するよう設定できるのは、Luciが管理しているクラスタのメンバに対してのみ。デーモンfence_xvmdは、ホストするDomUに対して仮想マシンフェンス(Virtual Machine Fencing: VMF)を実行する。 - クラスタcDomUsは、ノード
dc1
、dc2
およびdc3
は、の三台からなる。これらのノードは、Dom0fs1
にホストされたDomUとして構成され、仮想マシンフェンスデバイスfVMでフェンスされる。 - 以上二つのクラスタは、Luciサーバ
bs1
から構成・管理される。Luciサーバbs1
は、Dom0fs2
にホストされたDomUとして構成されている。
- Dom0
fs1
は、PXE・Anaconda Kickstartにより自動インストール・設定する(『DRACでリモートからCentOS 5.1をAnaconda Kickstartで完全自動PXEインストール』参照)。 - DomU
dc*
は、以下の通り構成する。まず、プロトタイプとなるDomUdc0
を論理ボリューム(LV)上に自動インストール・設定する(『CentOS 5.1でXenを使ってみる・DomU自動インストール編』参照)。このとき、IPアドレスは、MACアドレスに対応してDHCPにより与え、IPアドレスを元にホスト名をDNS逆引きによって決定する。次に、このLVに対するスナップショットLVを構成し、そのスナップショットLVを用いて各dc*
を起動する(『XenとLVM・その3・スナップショットLVの利用』参照)。 - DomU
bs1
もdc*
と同様に構成する。
その1・概要
その2・Dom0 fsXのインストール
その3・DomU dcXのインストール
その4・DomU bs1のインストール
その5・Luciの準備
その6・クラスタcDom0sの生成
その7・クラスタcDomUsの生成
その8・クラスタ動作の試験
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