2008/02/21

Red Hat Cluster: CentOS 5.1上でRHCSを使ってみる・その1・概要

滞っていたRed Hat Cluster Suiteの検証を再開。CentOS 5.1でRHCSを使い、以下に示すクラスタ環境を構成する。

ノード構成
FQDNIP addressClusterMemo
fs1.xencluster192.168.55.191
cDom0sa cluster node Dom0 and hosts Cluster Nodes dc1, dc2 and dc3.
fs2.xencluster192.168.55.195
N/Aa Dom0 and hosts Luci Server bs1
dc1.xencluster192.168.55.7
cDomUsa cluster node DomU hosted by fs1
dc2.xencluster192.168.55.8
cDomUsa cluster node DomU hosted by fs1
dc3.xencluster192.168.55.9
cDomUsa cluster node DomU hosted by fs1
bs1.xencluster192.168.55.12
N/Aa Luci server DomU hosted by fs2

クラスタ構成
  • クラスタcDom0sは、ノードfs1一台で構成される。本来一ノードのみならクラスタを構成する必要は無いが、Luciを用いてデーモンfence_xvmdを起動するよう設定できるのは、Luciが管理しているクラスタのメンバに対してのみ。デーモンfence_xvmdは、ホストするDomUに対して仮想マシンフェンス(Virtual Machine Fencing: VMF)を実行する。
  • クラスタcDomUsは、ノードdc1dc2およびdc3は、の三台からなる。これらのノードは、Dom0 fs1にホストされたDomUとして構成され、仮想マシンフェンスデバイスfVMでフェンスされる。
  • 以上二つのクラスタは、Luciサーバbs1から構成・管理される。Luciサーバbs1は、Dom0 fs2にホストされたDomUとして構成されている。
インストール
以下、詳細について述べる。

その1・概要
その2・Dom0 fsXのインストール
その3・DomU dcXのインストール
その4・DomU bs1のインストール
その5・Luciの準備
その6・クラスタcDom0sの生成
その7・クラスタcDomUsの生成
その8・クラスタ動作の試験

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