今回は、『The DRBD User's Guide』の『Chapter 5. Configuring DRBD』を実行・検証する。
CentOSのRPMパッケージには、drbd 8.0系であるdrbdおよびkmod-drbd-xenと、8.2系であるdrbd82およびkmod-drbd82がある。今回は、8.2系を使用する。
検証内容は以下の通り。
- Xen Dom0 fs1上にDomU dc[23]を作成する。
- DomU dc[23]に対して、それぞれDom0 fs1上のLV(logical volume, 論理ボリューム) LogVolR0-[23]を
/dev/xvdb
として与える。 - DomU dc[23]上で、
/dev/xvdb
を低レベルデバイスとするDRBD/dev/drbd0
を作成する。 /dev/xvdb
および/dev/xvdb
に対する書き込み速度を比較する。
『その0・概要』『その1・Xen環境の準備』『その2・DRBD設定前の確認』『その3・drbd.confの設定』『その4・DRBDの初期化』『その5・初期同期』『その6・ベンチマーク』
2 件のコメント:
あえてDRBDをDomU上でという感じなのでしょうか?^^;
わたしは、DRBD自身に付属しているXen下のdrbdドライバ(/etc/xen/scripts/block-drbd)を利用するとDomUには共有ディスクのように/dev/xvdbが見えてくれるので、なんとなくオーバーヘッドがなさそうに見えるので、そっちを利用しています。
ベンチは計ったことないですが^^;
RHCS環境を三台以上のDom0と複数のDomUクラスタメンバで構成することを考えると、Dom0間でFreeなDRBDを構成するのは無理じゃないかと思ったからです。
XenのDRBDドライバを使わなかったのは、私がまだそれに成功してないからです。とほほ。
mikoさんのサイトを参考にさせていただきます。
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