2008/07/09

Xen DomUのKickstartインストール時、すべてのパッケージのインストールを指定する方法

CentOSやFecora、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)などは、Anaconda Kickstartで自動インストールすることができる。このとき、(ほとんど)すべてのRPMパッケージをインストールしたいとする。非Xenのバニラカーネルなら、%packageセクションで
%packages
@everything
とだけ書けば問題ない。

しかし、Xen DomUの場合はこれではエラーになる。理由は、@everythingのみを指定すると、Xen DomUが必要とするカーネルRPMパッケージ・kernel-xenだけでなく、kernelやkernel-PAEもインストールされ、OS起動時にkernelやkernel-PAEが選択されることがあるからだ。

これを避けるために、%packagesセクションに以下の様に記述する。
%packages
@everything
-kernel
-kernel-PAE
-kmod-gfs
-kmod-gfs-PAE
-kmod-gfs2
-kmod-gfs2-PAE
-kmod-gnbd
-kmod-gnbd-PAE
-libvirt
-xen
-gnome-applet-vm
-libvirt-devel
-libvirt-python
-python-virtinst
-virt-manager
-virt-viewer
Xen DomUをKickstartインストールする方法については、『Red Hat Cluster: CentOS 5.1上でRHCSを使ってみる・その3・DomU dcXのインストール』等を参照。

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