/etc/drbd.conf
を以下の通り設定する。global { usage-count no; } common { protocol C; } resource r0 { net { allow-two-primaries; shared-secret "9wEtE83PFS4xChqY+aT"; } startup { become-primary-on both; } syncer { rate 5M; verify-alg sha1; } device /dev/drbd0; disk /dev/xvdb; meta-disk internal; on dc2.xencluster { address 192.168.56.8:7789; } on dc3.xencluster { address 192.168.56.9:7789; } }設定内容は以下の通り。
- リソースr0を定義。dc[23]からアクセスされる。
- 両ノードが同時にprimaryになることができる(allow-two-primaries)。
- ネットワーク接続時の認証のためのパスワードを設定している(shared-secret)。
- 起動時に、両ノードがprimaryとなる(become-primary-on)。
- 同期速度は5Mbyte/秒(rate)。単位がMbpsでないことに注意。
- 両ノードとも、低レベルデバイスは
/dev/xvdb
(disk)、DRBDデバイスは/dev/drbd0
(device)。 - メタデータ形式はinternal(meta-disk)。つまり、
/dev/xvdb
内にメタデータを持つ。 - dc[23]はそれぞれ、192.168.56.[89]の7789/tcpで接続を待つ。
なお、各ノードの設定の共通部分(disk、deviceおよびmeta-disk)をまとめて記述できるのは、DRBD 8.2系から。RPM package drbd82-xenではなくdrbd-xenをインストールしている場合は、これらの設定は、on ノード名節の中でそれぞれ記述する。
『その0・概要』『その1・Xen環境の準備』『その2・DRBD設定前の確認』『その3・drbd.confの設定』『その4・DRBDの初期化』『その5・初期同期』『その6・ベンチマーク』
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