2008/02/23

Red Hat Cluster: CentOS 5.1上でRHCSを使ってみる・その6・クラスタcDom0sの生成

Conga (Luci & Ricci)を使い、クラスタを構成する。まず、fs1のみからなるクラスタcDom0sを生成する。
ブラウザを起動し、https://bs1.xencluster:8084へアクセスする。
SSLに関する警告が二つ表示されるが、どちらも[OK]を選択する。
ログイン画面が表示される。
ユーザ名にadmin、パスワードにLuciの初期化の際入力したものを入力し、[ログイン]ボタンを押下する。
「Luci Homebase」画面が表示される。
[Cluster]タブ→[Create New Cluster]を選ぶ。
[Cluster Name]にcDom0s、[Node Hostname]および[Root Password]にそれぞれfs1.xenclusterおよび、fs1のrootのパスワードを入力し、[Submit]ボタンを押下する。
確認を求めるダイアログに対して[OK]を押下すると、進行状況が表示される。
クラスタ生成が完了すると、cDom0sの管理画面が表示される。
[Fence]タブを選ぶ。[Run XVM fence daemon]をチェックし、[Apply]ボタンを押下する。
確認のダイアログに対して、[OK]を選択すると、進行状況が表示される。設定がクラスタcDom0sに反映されると、再びcDom0sの管理画面が表示される。
XVMフェンスデーモンを起動するために、fs1を再起動する。fs1.xenclusterのリストボックスから[Reboot this node]を選択し、[Go]ボタンを押下する。
確認を求めるダイアログに対して、[OK]ボタンを押下すると、進行状況が表示される。五秒ほどでcDom0sの管理画面が表示される。まだfs1の再起動が完了していないため、[Node Name]が赤字で表示される。
再起動完了後、ブラウザをリロードすると、正常なcDom0sの管理画面が表示される。
デーモンfence_xvmdが起動されているかを確認する。
[root@fs1 ~]# ps aux | grep xvm
root 6018 0.0 0.0 4936 1760 ? Ss 16:02 0:00 /sbin/fence_xvmd
root 10656 0.0 0.0 3908 680 pts/1 S+ 16:21 0:00 grep xvm
[root@fs1 ~]#

その1・概要
その2・Dom0 fsXのインストール
その3・DomU dcXのインストール
その4・DomU bs1のインストール
その5・Luciの準備
その6・クラスタcDom0sの生成
その7・クラスタcDomUsの生成
その8・クラスタ動作の試験

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