2007/05/28

169.254.0.0/16への経路を消す(APIPA)

RHELやCentOSを普通にインストールすると、以下のように169.254.0.0/16へのルーティングを発見できるはずだ。
# ip route show
192.168.55.0/24 dev eth0 proto kernel scope link src 192.168.55.192
169.254.0.0/16 dev eth0 scope link
default via 192.168.55.195 dev eth0
#
このアドレスは、APIPA(Automatic Private IP Addressing)と呼ばれるIPアドレス自動割当方式のために準備されている。これはこのまま放置しても実害はないが、不要なら削除してもよい。/etc/sysconfig/networkに以下の行を追加する。
NOZEROCONF=yes
再起動後、当該経路がないことを確認する。
# ip route show
192.168.55.0/24 dev eth0 proto kernel scope link src 192.168.55.192
default via 192.168.55.195 dev eth0
#

追記(2008/2/11):
同様の問題として、『192.168.122.0/24へのルーティングを消す(libvirt)』もある。

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