2012.9.6(木)追記:
ベクタ画像を利用する方法を公開した。ベクタ画像の方が一般に高画質が期待できる。
個人的には、Microsoft Visioはエンジニアの道具足りえる、すばらしいソフトだと評価している。仕事でもよく使っている。
というわけで、いつもはLinux系のことばかり書いている検閲Techだが、今回はVisioについて書いてみたい。今回の目標は、ラック図に使えるマスタシェイプを自前で作成することだ。
Visioを使って作成できる図にラック図がある。ラック図とは、サーバやネットワーク機器・その他を搭載した19インチラックの正面・背面からの見取り図のことだ。
ラック図で使用する機器等のマスタシェイプは、「ラックマウント式機器」ステンシルに含まれている。しかし、ここに含まれていないものもある。例えば、このステンシルにはファイアウォールが含まれていない。また、サーバは含まれているが、例えばIBM System x3455、というような機器固有のマスタシェイプは含まれていない。
これらについては、各メーカが無料でステンシルを配布している場合もある(参考)。しかし、メーカが準備していない機種についてはどうするか?有料のステンシルを購入するという手もあるが、ここでは自分で作る方法を紹介する。
手順は、次の段階に分かれる。
- ツールのインストール
- 正面図(あるいは背面図)の準備
- マスタシェイプの作成
マスタシェイプの作成では、「ラックマウント式機器」ステンシルの「棚」マスタシェイプを加工して作る方法を紹介する。
VISIO: ラック図に使えるマスタシェイプの作り方・その1・概要
VISIO: ラック図に使えるマスタシェイプの作り方・その2・ツールのインストール
VISIO: ラック図に使えるマスタシェイプの作り方・その3・正面図の準備
VISIO: ラック図に使えるマスタシェイプの作り方・その4・マスタシェイプの作成
2 件のコメント:
いつも参考にさせていただいてます。参考の無料ステンシルのページがリンク切れになっていますね。
移転先はこちらのようです。
http://hesonogoma.com/visio/stencils.html
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