2012.9.6(木)追記:
ベクタ画像を利用する方法を公開した。ベクタ画像の方が一般に高画質が期待できる。
ラック図に使えるマスタシェイプの作り方シリーズの第二回。
VISIO上でマスタシェイプを作成する前に、まずラックマウント機器の正面図を準備する。正面図は、いろんな方法で作ることができる。Visioのシェイプを組合せて作るという方法もあるが、手間がかかり過ぎる。既にある画像を流用する方が楽だ。
たいていのラックマウント機器は、メーカのウェブページで画像が準備されている。この画像を使うという方法はあるのだが、いかんせんウェブページの画像は解像度が荒く、印刷には不向きだ。
機器が手元にあれば、デジタルカメラで撮影する方法もあり得る。しかし、意外にモノ撮りは難しい。歪みを補正したりするのも容易ではない(と言うほどでもないけど)。
そこで、メーカのホームページに置いてあるPDFファイルの絵を流用することにする。
PDFから正面図を切り出すには、まず、必要なページをGhostscriptでビットマップ画像に変換する。印刷に堪える解像度にすると、ペイントツールでは扱いにくいサイズになるため、次にこれをImageMagickで大雑把に切り出す。最後にペイントツールを用いて精密に切り出す。ここではGIMPを用いた。
ここで使うソフトウェアのインストールについては、それぞれのリンク先を参考にして欲しい。
これらのソフトをインストールした後、コマンドプロンプト(
cmd.exe
)から利用できるよう、環境変数のPATH
を修正する。VISIO: ラック図に使えるマスタシェイプの作り方・その1・概要
VISIO: ラック図に使えるマスタシェイプの作り方・その2・ツールのインストール
VISIO: ラック図に使えるマスタシェイプの作り方・その3・正面図の準備
VISIO: ラック図に使えるマスタシェイプの作り方・その4・マスタシェイプの作成
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