# service racser startと表示される。ログ(
Starting pppd (RAC) services: /dev/ttyS2: No such device or address
/dev/ttyS2: No such device or address
[ OK ]
#
/var/log/messages
)には、Oct 5 10:30:19 hostname pppd[5776]: Failed to open /dev/ttyS2: No such device or addressと表示される。
解決編。RedHatのBugzilla Bug 204825で報告されている通り、
/boot/grub/grub.conf
の中で、module /vmlinuz
のパラメータにxencons=tty
を加えれば解決する。例えば、title CentOS (2.6.18-8.1.10.el5xen)の様に、下線部を追加して再起動する。
root (hd0,0)
kernel /xen.gz-2.6.18-8.1.10.el5
module /vmlinuz-2.6.18-8.1.10.el5xen ro root=/dev/VolGroupXX/LogVol00 rhgb xencons=tty
module /initrd-2.6.18-8.1.10.el5xen.img
根本的な原因は、デフォルトでXenのコンソール出力をシリアルポートに出力するよう設定されてること(ここを参照)。このため、Dom0からシリアルポートがアクセスできなくなっている。この機能は、問題解決時には有用だが、通常時には不要なので、使わないように設定すればよい、というわけだ。
まあ、いまどきモデム経由のPPPが使えるとそんなに嬉しいか、と言われればそれまでなんですが…
4 件のコメント:
XenのDom0でUPSと通信するのにシリアルポートを使いたかったのですが、使えず困っていました。
ここに書いてあるように「xencons=tty」を追加することで、無事使えるようになりました。
ありがとうございました。
いっつさん:
どういたしまして。お役に立てたようで嬉しいです。
なるほど、UPSにシリアルポートを使うってことはありますね。
Redhat の記述では、
Add "xencons=off" to your Xen kernel's command line in /boot/grub/grub.conf.
となってますが…。
tty -> off の間違いでは?
確かにシリアルはつかわれませんが、それは tty のようなデバイスが無いということで、使われないだけでしょう。
ちんぺいさん:
そうですね。ご指摘ありがとうございます。
なんで「tty」って書いたんだろう。今となっては忘却の彼方です。
昨日の自分と今日の自分は別人。そういう意味もあってここにメモしてるわけですが、書き漏らしたことは思い出せません(笑)。
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